私は退職代行を使って仕事を辞めました。
「退職代行を使うような人間はクズだ」という意見をSNS上でよく見かけますが、私はそうは思いません。
本記事では、退職代行を使うことはクズではないと思う根拠と退職代行を利用する前に知っておくべきことを私の経験に基づきまとめています。
利用を悩まれている方のモヤモヤを少しでも晴らすことができれば幸いです。
退職代行を使うことはクズではない理由
理由を説明するためにまず「退職代行を使う人間はクズ」発言をする人の真意を考えてみます。
「退職の意思は自分の口で伝えろ！」
「お世話になった人に対して失礼！」
「急に辞められると残された側に仕事が回ってきて迷惑！」
おそらくこんな気持ちなのでしょう。
しかし、
- 退職の意思を認めてくれない会社
- そもそもそんなことは言い出せない雰囲気の会社
- モラハラ・パワハラは当たり前で意思表示する気力を奪ってくる会社
このような会社には「普通」が通用しません。
そもそも「退職したい気持ちを伝えられない」・「認めてもらえない」という環境は普通の労働環境ではありません。
普通ではない場所に普通の技（直接退職の意思を伝えること）が効かないのは仕方のないことです。
つまり、退職の意思を伝えづらいという普通ではない会社に対して退職代行を使うというイレギュラーな対応を取ることは何もおかしいことではありません。
また「お世話になった人に対して失礼だ」というのも、本当に親身になって世話をかけてくれた人なのであればそんな発言はしません。
「残された側に仕事が回ってきて迷惑！」というのも、個人の仕事量を把握できていない、人員の確保ができていないというのは会社側の責任なので退職代行利用者を恨むのはお門違いです。
退職代行を使うことはクズでもなければ甘えでもありません。
理解してほしいと思うと苦しくなってしまうので、「そう思う人もいるよね。」と軽く流しましょう。
退職代行を利用するか迷っている人に知ってほしいこと
働くこと（職場）に妥協はしなくていい
退職するまでの踏ん切りがつかない人の中には、
- 人間関係で悩むことはあるけど給料はいいしな…
- 転職した次の会社もブラックだったらどうしよう…
という不安があって、今の環境から抜け出せない方もいるでしょう。
私自身も直属の上司（社長）との相性が悪いこと以外、仕事の内容には満足していたので退職するかどうかはすごく悩みました。
- 仕事には妥協がつきものだ
- 理想の仕事に就ける自信がない
今思えばこんな思い込みが自分自身を苦しめていたのだと思います。
しかし、「転職2.0」という本を読んで自分のキャリア感と転職感は少し古かったのだと気づきました。
これは私自身も繰り返し読んでいる本なのですが、これを読めば「我慢しない働き方を得る方法」がわかります。
（怪しい思想的な本ではなく、主にテクニック論です。）
いきなり退職するのは…と勇気がでないのであれば、本を読むなど、自信をつけるための行動を取ってみることから始めるのもいいかもしれません。
退職代行を使う前にやるべきこと
退職代行を利用する際、事前にこの5つをやっておくとあとが楽です。（できてなくても大丈夫！）
- 私物を事前に持ち帰っておく
- 会社からの貸与品を会社に置いておく
- 引き継ぎ資料を作っておく
- 有給の残日数を確認しておく
- 給料日を確認しておく
ちなみに私は①も②もできていなかったので退職代行の方に「私物を郵送してほしい」と伝言を頼みました。
対応はしてもらえましたが、不必要に大きい箱＆着払いで届いたのでモヤッとしました…
少ないケースかもしれないですが、そういったことを防ぐためにも会社とのやり取りが少なくなるように準備しておきましょう。
④に関しては、有給が残っていれば消化の交渉をしてもらうこともできます。
ちなみに残っていなくても辞めることには問題ありません。（私がその例です。）
⑤は離職票が届くタイミングは退職の10～14日後と言われていますが、企業によっては最終給与後の10～14日後に届く場合もあるようなので確認しておくと安心できます。
私が実際に使った退職代行業者
私が実際に使ったのは退職代行ガーディアンというところです。
労働組合が運営しておりレスポンスも早く、安心して利用することができました。
なにより私自身本当に辞められたのと退職代行をおこなってから3か月以内であればアフターフォローもしてもらえるという点でおすすめです。
こちらの記事で実際の業者さんとのLINEの様子や退職代行がおこなわれるまでの流れをまとめています↓
契約前に相談や質問もできるので、「こういう場合はどうなるの？」「こういうことも対応してくれる？」などの心配事があれば気軽にLINEしてみてください。
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会社や上司へ連絡不要！【退職代行ガーディアン】
連絡するまでが１番勇気がいると思いますが、そこさえクリアできればあとは業者さんが対応してくれます。
あともうひと踏ん張りです！
あなたの勇気と行動が良い方向へ向かいますように。
心の底から応援しています。
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