とにかく多毛な私にとって、日々のドライヤーは大変な作業。
それが夏場ともなれば地獄でしかなく、せっかくお風呂に入ったのにすぐまた汗だく!なんてことに。
そのためお風呂に入る前に冷房ガンガンにかけておきます。
お風呂は大好きだけど、その後のドライヤーが面倒だからお風呂に入りたくないと感じてしまうことさえあったり…
そこで色々と模索した結果、きちんとヘアケアしながらもドライヤーの時間を半分に短縮することができました。
なんと!15分かかっていたのが6分強に!!
今回は、きちんとヘアケアしつつ髪の毛を早く乾かす方法を紹介します。
全体の大まかな流れ
ヘアケアグッズを紹介する前に、ヘアドライまでのおおまかな流れとポイントをまとめます。
シャンプー&トリートメントをした後の流れです。
タオルドライの前にブラッシングすることで髪の水分を均等にします。
タオルドライの際は吸水力が高く、肌や髪に優しい素材のタオルをチョイス。
その後タオルをターバンのように巻いてしまえばタオルドライしつつ、スキンケアまで終わらせられるので時短に繋がります。
オイルで毛先、スプレーで髪全体をケア。
ドライヤーの熱から保護するのと同時に、速乾作用のあるものを使用することでドライヤー時間の短縮に繋がります。
髪同士がくっついたままだとドライヤーの風が通りにくいです。
髪の毛束を均一に開くことでドライヤーの熱が伝わりやすくなり髪が早く乾きます。
ドライヤー選びも重要ですが、乾かす手順を意識すればより乾きやすくなります。
それぞれの工程ごとに説明していきます。
タオルドライ前のブラッシング
タオルドライの前にブラシを通すことで、根元の水分を毛先に持ってくることができます。
それをせずにタオルドライすると、毛先ばかりが乾いてしまい痛む&根元はびしょびしょという状態に。
しかし、塗れた髪はデリケートで傷みやすいので使うコーム選びも重要です。
私はタングルティーザーの濡れ髪専用のクシを使っています。
タングルティーザーは絡まった髪でもスルスル梳けてしまう魔法のようなクシ。
大好きすぎて普段使い用のクシもタングルティザーのものを使う程です。
長年愛用しています。
タングルティーザーは用途によって多種多様なブラシが用意されています。
また、デザインも豊富なので色々見比べてから決めると楽しいですよ!
吸収力の高いタオルを選ぶ
吸収力の高いタオルは色々販売されていますが、私のお気に入りはハホニコのターバンタオルです。
毛量が多すぎてターバンしてもすぐにほどけてしまったり、不器用でうまく巻けない!という方には本当におすすめ。
簡単かつ綺麗にターバンできるのでイライラしないし、濡れた髪が顔にはり付いて不快な思いをすることもありません◎
髪を巻きながらタオルドライできる&その間にスキンケアできちゃうというのがとっても効率的で手放せません。
毎日使えるように4枚持ってます。
毛量が気にならず、簡単にターバンできる方は通常のハホニコタオルでターバンするのもアリです。
まとめ買いするのであれば公式サイトからがお得です。
ちなみにハホニコはタオルだけではなくシャンプーも良い!とよく聞くので気になっています…
ヘアオイルとヘアスプレーでダメージケア&速乾性アップ!
ヘアオイルはモロッカンオイル、ヘアスプレーはフィヨーレのキアロを使っています。
モロッカンオイルに関しては以前もまとめました。
使い心地の良いヘアオイルは他にもいくつかあるのですが、モロッカンオイルはヘアケアしつつも髪が早く乾くようになる!
その点が他の製品よりも勝っていて何を使っても結局これに戻ってきてしまうんですよね。
1つだけ注意していただきたいのが、モロッカンオイルは偽物が出回っているということ…
そのため、あまりに安く売られているものは危険です。
※正規品と同じ値段で偽物が売られている場合ももちろんあります。
そのため、ネットで買うのであれば公式に許可を得た販売店からの購入がおすすめです。
>>【公式】モロッカンオイル正規販売ショップ CHOUCHOU
ヘアスプレー選びには結構苦労しました。
まず、速乾をうたっている製品ってどうしてもアルコール(エタノール)配合量が多い。
エタノールは髪がパサつく原因になるのと、私の肌がエタノールに敏感なようなので出来れば避けたいものの…
エタノールを配合すれば髪が早く乾くようになるので、速乾性を優先させるなら避けられないのかなと思いながらも探した結果見つけたのがこちらでした。
エタノールは配合されているものの、他社商品と違って成分表示の1番最初には書かれていない!
(成分表示は配合量が多い順に書かれている)
とはいえ具体的にどれくらい入っているというのはわからないのでそれだけで良品!とは言いきれないのですが、フィヨーレのシャンプーは以前気に入って使っていたのでその安心感もありました。
スプレーを髪全体にシュッシュとしてからドライヤーに入ることで、ドライヤー時間の時短を図るとともにドライヤーの熱から髪を守ることで髪の痛みを防ぎます。
ドライヤー前のブラッシングも重要
髪同士がくっついたままだとドライヤーの風が通りにくいため、ドライヤー直前に再度ブラッシング。
濡れた髪はダメージを受けやすいため、大まかにでOKです。
私は先ほど紹介した濡れ髪用のタングルティザーを使用していますが、ドライヤー用のタングルティザーもあるのでこちらを使ってもいいかも!
ここまでがドライヤー前の下準備です。
手順は多いものの、どれも数秒でできることなので全部合わせても1分もかからないと思います。
使うドライヤーにこだわる
ここからいよいよドライヤーに入ります!
風量が強く、熱くなりすぎないドライヤーを選ぶのがカギ!
私が使用しているドライヤーはPanasonicのナノイーです。
購入したのは10年ほど前。
当時は最高級ドライヤーだったのですが、流石にもう同じ型番の商品は売られていません。
10年も前に買ったのに壊れる気配は微塵もなく、そのうえよくあるホテル備え付けのドライヤーと比べても風量がスゴイ…!!
そして早く乾くだけではなく、髪が上手くまとまってくれるのも嬉しい。
ちなみにこちらが私が持っているドライヤーの最新の型のもの。
10年前に買ったもので大満足だというのに、最新のものとなると一体どれだけ進化しているのだろう。
今でこそ高級ドライヤーって様々なものが出ていますが、値段と性能のバランスが良さとコスパを考えると次回もPanasonicのものを買いたいな〜
ちなみに有名な速乾ドライヤーも借りて使ってみたこともあります。
乾くのはそこそこ早かったのですが、仕上がり感でいうとPanasonic製のもので乾かした時の方が髪の毛に潤いがあるような感じがして好きでした。
意識すれば誰でもできる!乾かし方のコツ
新しく色々買い揃えるのは…という方でも、乾かし方を工夫すればそれだけでも髪の毛を早く乾かすことができます。
(もちろん、全部併用が1番効果的!)
誰でも出来る乾かし方のコツは以下の3点を守るだけ!
- 必ず根本から乾かす
- 風は上から下にあてる
- 頭の前から乾かし始める
順に説明していきます。
根本から乾かす
髪で1番乾きづらいのは毛が密集している根元の部分。
逆に毛先は傷みやすいため、集中的に乾かすとドライヤーの熱でダメージを受けてしまいます。
そのため、ドライヤーをする時には常に根元を乾かす意識が大切です。
風は上から下にあてる
先ほど「髪は根元から乾かす」、「毛先は傷みやすいから集中的には乾かさない」と書きました。
それでは髪の中間~毛先はどのように乾かすのかというと、根本にあてた風が髪の毛の中間→毛先を通るように乾かせば自然と乾きます。
つまりドライヤーの風を上から下にあてるように意識すれば、効率的に髪全体を乾かすことが可能です。
普段意識せず、下から風をあてていた人は腕が痛くなってくるかもですが…(かつての私)
大丈夫です!すぐに慣れます!
頭の前から後ろに乾かし始める
乾かす順番は
前髪→耳上部分(ツノが生える?位置)→後頭部
の順番で乾かしていきます。
前髪は自然乾燥させると割れたり浮いてきやすいため先に乾かします。
そのあと耳上から乾かすのは、右斜め上から風を当てることで後頭部の髪まで風の通り道を作ることが出来るからです。
後頭部から乾かしてしまうと下から風を当てたり、毛先まで風の通り道をつくるのが難しいため乾かす効率が悪くなってしまします。
実際には、その方の髪質やクセによって適切なドライヤーの当て方は異なるそうなのですが(担当の美容師さん談)
私のように毛量が多く、ドライヤーの時間を短縮させたい方は是非1度試してみてください。
以上が私が実践しているヘアケアもしつつ髪の毛を早く乾かすためのグッズとコツでした。
これをするようになってから私自身ドライヤーのわずらわしさからかなり解放されました。
仕事終わりは疲れて何もする気になれない…
夏のドライヤーは鬱…
そんな方のヒントになれば嬉しいです。
コメント